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 以前住んでいたワシントン州での出来事。

移民・難民受け入れで大変な状態になっていたドイツから、アメリカへの引っ越しで住居を探す際に重要視したのが安全性でした。犯罪情報マップをチェックし、比較的安全な地域のゲーテッドコミュニティ+ビルトインガレージの物件を選びました。

ある日、子供を連れた白人女性が私達の家を訪ねてきました。夫が対応すると、少し待つように言われ、夫と同じ人種の男性が現れました。要はセールスだったのですが、この彼らの行動を、セールスマンが以前訪問した家主に銃を向けられたからと笑いながら夫に話しました。彼はその原因を他人種だったからと解釈したようですが、夫は「同じ人種でもあなたに銃を向ける同胞がいるかも知れない」と言いました。(夕食を済ませて、シャワーをするような時間帯)セールスマンはまだ若く、同じ人種であってもマナーや常識を考えて行動することは社会人にとって重要であると伝えたのです。意地悪ではなく同胞に対する思いやりです。

同胞が声を上げることが一番の解決策になるかもしれません。

メディア、学校、家庭で被害者意識や劣等感ではなく、常識を教えていたらアメリカは今頃違う状況なのかもしれません。日本の隣の国にも同じことが言えるのではないでしょうか。


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