全てが現実となる
過去記事→ 「事実は」
夫がいつも通る高速道路で高速列車脱線事故が起きた。2017年のことだ。事故が発生した2日後、病院に行くため私も通らなければならなかったが、脱線した列車の一部が高速道路に転落したため高速道路は通行止めとなり、インディアンクリークからデュポンの一般道を通り病院に行った。事故現場ではしばらくの間仮設テントが設置され、調査員やテレビクルーがたくさんいた。高速列車が減速せずにあのカーブを走ればどうなるのかは容易に想像がつく場所だ。今でも覚えているのは、当時トランプ大統領はすぐに反応し、事故に巻き込まれた人達に想いを寄せる言葉と共に、事故処理に関わった人々に感謝を述べ、中東ではなく自国のインフラ計画にお金を費やすことの重要さを語った。
過去記事→ 「Cross Country Road Trip」
2020年1月、古き良きアメリカと徐々に変わりゆくアメリカを垣間見た。アメリカ大陸横断中盤、ネブラスカ州は特に長く、やっとそこを超えてインディアナ州のホテルに1泊。エレベーターでバスケットボール選手達と一緒になり、コント状態になった場所だ。
翌日オハイオ州(赤い州)の高速道路で黒人夫が白人警察官に止められるも、違反チケットを切られることなく、警告だけ済んだ。
次に泊まったホテルはペンシルベニア州のワシントン郡。子供がやっとワシントンD.C.に着いたと勘違いした場所で、今回大きな脱線事故が起きた場所に程近いところだ。
翌日ペンシルベニア州のワシントン郡から約4時間でワシントンD.C.に到着した。ちなみにワシントンD.C.からオハイオ州までの飛行時間は約56分。現在の大統領はそこに訪問するどころか、支援もせず20時間をかけウクライナを訪問し、ウクライナの大統領と抱きしめ合った。
運輸長官が謎にトランプ前大統領のせいにし、大統領府は支援をせず、その後トランプ前大統領は被災地となったオハイオ州イーストパレスチナを訪問すると報道される。訪問した際水と食料を届け、やはり被災者に想いを寄せる言葉とこの事故の処理に関わる人々に感謝を述べた。
トランプ前大統領はメディアが言うような人ではないということはトランプ政権時の4年間でよく知っているし、バイデンが大統領になったらアメリカがどういう状態になるかはトランプ大統領がいつも話していた。それが全て現実となった。
ワシントン州からバージニア州に引越した後、火花を散らしながら石炭を運ぶ貨物列車の隣の一般道を、毎日車を運転して子供の送り迎えをしていた。子供の学校の歴史の授業では南北戦争前後の歴史にこの会社の名前が出てくる。コロナ禍で暇だったので、子供と一緒にこの会社がどんな会社なのか調べたことがある。私の中では、この会社のイメージは良くない。この会社の最大の株主3社と主要ニュースメディアの最大の株主3社がピタリと当てはまるうえ、この会社は政治家に寄付をしているため、政府はこの会社に責任を負わせたり、厳しい規制を設けたりすることもなさそうだ。
さて、大惨事の中、それが報道される前に共和党の元国連大使が大統領選に出馬表明した。トランプ前大統領を批判したとしても支持率は上がり続け、この女性に切り替える人はいないだろうし、オハイオ州が青い州に変わることはないだろう。
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